企業理念
コンサルティング・サービス

提供サービス

〈理念〉〈意思〉に対応する企業理念コンサルティング・サービスは、企業の根源的な存在意義を確立・発展させる支援を行います。「客観的に正しい答え」でなく、「経営者と企業が持つ固有性」を引き出します。事業を構成する〈理念〉〈意思〉の高度化を図る取り組みです

〈理念〉の視座を上げる

事業を通して接近・達成を目論む大義・動機づけ・理想を再定義し、自社の存在意義・世界の認識を新しくして、事業に係わる人びとの深い共感と潜在力を引き出します

  • 企業理念の再構築

サービスの具体的な検討対象

「理想状態を体現した世界観およびストーリー」
表層的スローガンでなく、自己と他者を含む生態系を捉える世界観を全的な人間体験として表現する

〈意思〉の固有性を研ぎ澄ます

唯一無二の存在として際立たせ、行動を”表現”に変えます
他の誰かが持ちうる意思でなく、我のみが持てる〈意思〉を形づくります。〈意思〉から派生するどのような行動の断片もが、存在を表出する表現となります

  • 企業の再定義: 新理念に基づく事業内容、組織体制、内部活動、顧客関係
  • 事業の再定義: 新理念に整合する既存事業への変革または新規事業の構築
  • 事業における目標の設定

サービスの具体的な検討対象

企業としての形態」:組織の内と外の分かれ目を特徴づける
事業の外部への係わり方」:外部に投げかける自己表現を設計する
到達を目論む目標」:自社が促し、社会が到達する状態を見定める

〈理念〉〈意思〉の変革具体的イメージ

例えば、「食」の〈理念〉を「空腹を満たして生き永らえる」でなく、「自然の生命力を摂り込んで人間をつくる」と捉え直す、とします。これは、日常的な「食」について、今まで当然視してきた「意味」の発生する土壌を、より広い視野で捉え直していることになります。「食」という活動自体は変わらないとしても、その「意味合い」が変わることになります。

それに準じて、「食」に関わる〈意思〉は、これまでの「必須カロリーを安価に安定的に供給する」のではなく、〈理念〉の「人間をつくる」に呼応し、例えば「自然本来の生成の活力を高める土壌とサイクルを作り、食す人間も感度を高めて農のプロセスに積極的に関与する」方向に軌道修正されます。

すると、〈方法〉の断面も変化し、「世界の流通網から選りすぐりの財を発掘し、大量流通の裏付けで安定的に確保する」のではなく、例えば「消費地に近い農地で自然循環する上質の土壌づくり」や「農地の状態管理および契約消費者への適時状態開示」などが適切と判断されます。

〈理念〉は、それ自体が崇高な価値を持つ面もあり得るものの、実際的な断面(〈意思〉と〈方法〉)において、通俗的で一般的なアプローチと異なる自社ならではの流儀を析出する起点となるのが重要です。

〈企業理念コンサルティング〉サービスの主な活用場面は3通り

新規事業の開発


既存〈理念〉から飛躍し、組織の哲学を生成。社外に向けた新しい提供価値を定義・設計

既存事業の再構築・革新


経営者の思想・哲学を言語化し、〈理念〉を形成する一貫したストーリーを編成

既存〈理念〉〈意思〉の
組織内浸透

経営陣の〈理念〉〈意思〉を組織に浸透させ、組織内の反応から善後策を検討

(1)新規事業の開発

企業の背景

既存事業に代わる事業の柱を構築する必要を感じるが、特定領域への参入の必然性は強くなく、参入領域をどう考え、どのように新事業構築すべきか考えあぐねる

〈企業理念コンサル〉適用イメージ

既存事業に依存しないが、社内人材を活用して新しい事業の軸足を作る。この場合、既存事業の前提となる〈理念〉を振り返って視座を高める余地を吟味し、必要に応じて斬新な世界観を構想することで既存〈理念〉からの飛躍を検討する。

新〈理念〉を起点に、既存企業内部での新事業に係わる組織の哲学を生成し、それによって組織体としての生命力を自ら再定義する。また、新〈理念〉の世界観の中での実際的一歩として社外に向けた新しい提供価値を定義・設計する。

最後に、新事業が達成する社会的状態を経営上の目標として定義する。


(2)既存事業の再構築・革新

企業の背景

既存事業の成長性に懸念があり抜本的見直し・立て直しの必要を感じるが、これまで行使してきた施策の効果の限界を踏まえると、手の付け所を考えあぐねる

〈企業理念コンサル〉適用イメージ

既存事業の再検討の発端となった事業の状況を〈理念〉〈意思〉の各断面に沿って洗い直す。重視すべき〈理念〉の再定義に向け、現企業・既存事業のあり方を前提として、政治・経済・社会・文化の各断面におけるテーマに沿って現経営者の思想・哲学を掘り下げ意識下または無意識下のビジョンを言語化する。

そこから顕れたキーワードを起点に〈理念〉を形成する一貫したストーリーを編成する。

新生〈理念〉に基づいて企業形態・事業構想を改変し、最後に、改造事業が実現するべき社会的状態を新たに定義する。


(3)〈理念〉〈意思〉の組織内浸透

経営陣が整備した〈理念〉〈意思〉を企業組織の内部に浸透させ、逆に組織の隅々において見出された反応を吸い上げて浸透上の障害を特定します。障害が起因する背景を評価し、〈理念〉〈意思〉自体か組織内コミュニケーション上の善後策を検討します。

〈企業理念コンサルティング〉起用に3つ意味

供給者による
「人間的引き上げ」の提案

「認識の壁」の超克

経営の〈意思〉と
〈方法〉の分離

供給者による
「人間的引き上げ」

の提案

「〈理念〉と〈意思〉の高度化」は、供給する側の価値の向上を意味します。そして、「価値」の源泉は、「人間を引き上げる」ことへの視座にあります。

ここでは、「顧客(あるいは最終消費者)の選ぶ・判断することがすべて価値」とする〈絶対視〉をしません。むしろ、顧客(最終消費者)は変わりゆくものであり、本来常に高みへの希望を持っていると見ます。供給者は、顧客(最終消費者)に先んじる形で「引き上げられた人間」を想起するからこそ、価値を創造できるはずです。

そして、価値創造の方法として、「〈理念〉の視座を向上」と「固有の〈意思〉を磨く」は相互に補完しながら寄与します。「視座が高まるから、意思が固有になる」し、「意思が固有になるから、視座が高まる」関係にあります。低位視座で凡庸な意思に基づいては、顧客(最終消費者)に「引き上げられる」期待を呼ぶことは難しいと考えられます。

「認識の壁」の超克

〈理念〉には「認識の壁」が存在し得ます。より高邁な視座に立つ〈理念〉でも、顧客が付いてこない、そこまで高い理念を求めていない、ことが起こります。「認識の壁」とは、提案された理念あるいは事業に対して、顧客(消費者)が同じように「重要さ」を見出せない問題ですが、ここで、〈理念〉に共感できないのか、と〈意思〉あるいは〈方法〉が非現実的かを分けて考える必要があります。この選別を誤ると、あらゆる高度化が拒絶され、顧客(消費者)が受容しやすい既存の財・サービスの提供に閉塞します。今日の日本における企業の多くが抱える現代的課題はこの「認識の壁」の突破にあり、当サービスは丁寧に障害を分解することで、本質的な問題を特定し、現実的で効果を生むことのできる事業設計に接続することを可能にします。

経営の〈意思〉と
〈方法〉の分離

これまでの事業経営に関する戦略議論では、〈理念〉や〈意思〉としての企業形態・事業構想・経営目標はいわゆる戦略テーマの一部に混在していました。当社のサービスは、これを純粋な戦略テーマと明示的に分離し、源流たる〈理念〉から流れる一連の「〈理念〉テーマ」とします。企業が「意思決定」を通じて前進する主体であるとする規定の見方は、〈決定〉を諮る者の論理に立って静的に客観的に〈意思〉の啓示を待つ傾向がありますが、〈意思〉保持者たる経営者が自らの〈意思〉を探す手立ては方法論化されておらず、属人的な感性と経験に不完全に寄り添う他ない状態にあると見受けられます。その経営者における〈意思〉発見の芸術性(あらゆる分化された事象を個人の内において統合して〈意思〉を何らかの形において表出する、という意味においての芸術性)はそれ自体敬服されるべき一方、より根源的な経営者の〈意思〉や、経営者個人を超え、先代経営者等から連綿と続く、言語化されない形で継承されている潜在的な〈意思〉を深層から掬いあげることは、もとより方法上放棄されてしまっているという問題があります。当社サービスはこの点に明示的に光を当て、経営者及び企業組織に内蔵されている潜在性を引き出すことを目的とします。経営者が個人で深層意識に沈潜することの困難さを、外部者として対話形式で介在することによって可能とし、潜在意識の言語化と具象化を支援します。

AVISTALの特徴

〈理念〉〈意思〉に対応する企業理念コンサルティング・サービスは、企業の根源的な存在意義を確立・発展させるための支援を行います。「客観的に正しい答え」を追うのでなく、「経営者と企業が持つ根源的想い」を引き出します

企業理念コンサルティングは、AVISTALにユニークな提供サービスであり、同じ目線で価値貢献する例はありません。当サービスを通じて自社の存在意義と経営の意思を再構築した後に、経営戦略コンサルティングに移行するとより効果的です。

当社の総合的アプローチは、顧客の皆様に思考上の材料を提供し、企業経営の文脈の下にあらゆる知見を統合することで、経営者の思考を柔らかく感性を鋭敏に活性化することを牽引します。

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私たちは、顧客企業および経営者個人の固有の文脈に即した問いを炙り出します。そのための材料として、世界経済・社会の実相を分析し、本質的に重要な対話を通じて経営者の内面深くの想いや魂を拾い上げます。私たちは、顧客の皆様がご自身の深いところで自らの姿勢を発見し深く納得するお手伝いをします。

生い茂る草木を踏み分け、自らの可能性を拓く道を往く

望みを展かんと 稜線に立ち居出る
これまでと異なる 内なる感覚を信頼して

踏み出す足の 心許なき
正しい答えは 固より無いのであってみれば

道なき道を 切り開く
往く先に横たわる 千歳のきらめきに託して